グローバルで事業基盤の強化に乗り出している曙ブレーキ工業。今期の業績は材料調達コスト上昇などの懸念があるものの、主力の北米事業の収益が大幅に増える見通しだ。信元久隆社長は「事業環境は今が底」と、今後の業績回復に自信を示す。―足元の事業動向は「大変な状況だった。2017年度は部品供給先(である日産自動車)の不祥事などで売り上げが落ち込んだ。加えて、…