2016年中の交通事故死者が1949年以来、67年ぶりに3千人台に減った。新車の4割に装着されるようになった衝突被害軽減ブレーキなどの効果が出たと見られ、第10次交通安全基本計画で掲げた「20年までに死者2500人以下」の達成へ一歩近づいた。今後は、事故死者の半数以上(54・8%)を占める高齢者対策が焦点となる。16年中の事故死者(24時間死者)…