SGPと吉永泰之社長

■「走り」でなく「動的質感」追求「付加価値経営をさらに進めるということはどういうことなのか。スバルブランドをもっともっと磨くことだ」―。富士重工業の吉永泰之社長は2014年5月、新中期経営ビジョン「際立とう2020」の趣旨をこう説明した。「スバリスト」と呼ばれる強い愛着を持つユーザーの要望に応える一方、新しいファンを取り込むことを意味する。吉永社…