ダイハツ工業は、世界的な景気の悪化や急激な円高など経営環境の変化を受けて、海外事業全体を見直す専任チームを社内に設けて検討に着手した。海外における中核的な役割を担うインドネシアの事業基盤の強化を図る一方で、円高ユーロ安によって採算が悪化している欧州など、日本からの輸出によって支えている地域の事業展開のあり方を再検討する。海外事業のスキームを見直す…