日本エネルギー経済研究所は、2009年の国際石油情勢と原油価格展望についてまとめた。これによると世界経済は低迷がさらに続いて石油需要も鈍化し、石油輸出国機構(OPEC)の減産による需給調整にもかかわらず供給余力が拡大すると分析。09年の国際石油市場は、原油価格の激しい変動を伴いながら低迷が続くとし、ウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI…