助手席エアバッグに関する大型リコールが相次いでいる。タカタが製造したインフレーターが原因で、昨年4月以降に国内自動車メーカー4社が発表したリコール台数は、延べ740万台に及び、単一部品メーカーに起因するリコールとしては過去最大級。一連のリコールは、生産工程での品質管理の不備によるものだが、大型リコールの背景には競争力向上の切り札として自動車メーカ…