今夏も電力需給は厳しそうだ。経済産業省が17日の審議会で示した8月の需給見通しで、関西電力と九州電力が電力の安定供給に最低限必要な予備率(3%)にとどまる見通しであることがわかった。各社は原発の稼働停止を受けて老朽化した火力発電設備を動かしており、関西や九州で猛暑に発電所の故障が重なれば電力が足りなくなるおそれもある。政府は5月中に地域ごとの節電…