デジタル化の進展で情報のコピーや持ち出しが容易になった現代。知財などの意識が低い新興国などでは、「見積もりに要る」「工程管理のため」と称して図面や技術情報の提供を求め、いつの間にか他の工場に製品を造らせている事例もあるという。◆問題視されやすい事例・発注内容に金型図面の提供が含まれていないにも関わらず、A社は取引先から「海外での手直しなどが生じた…