ネクスコ西日本、南九州自動車道「妙見第一橋」 2027年末めどに通行止め解除へ

  • 交通・物流・架装, 九州
  • 2026年10月1日 05:00

西日本高速道路(ネクスコ西日本、芝村善治社長、大阪市北区)は9月30日、2026年熊本地震で損傷した南九州自動車道「妙見第一橋」(熊本県八代市)の復旧工事について、27年末までに完了し開通できるようにする見通しを明らかにした。

妙見第一橋は、南九州道と九州道が接続する八代ジャンクション(JCT、同市)と八代南インターチェンジ(IC、同市)の間にあり、構造物の損傷が激しいことから、通行止めが続いている。

同社は、橋桁の損傷は局所的で橋脚も補強により再利用可能であることを確認。杭基礎の損傷は認められなかったとしていた。

27日に開いた復旧に関する検討委員会では、こうした状況も踏まえて、工法を決定して復旧に向けた設計に着手することを確認。断層帯上に位置する橋梁(きょうりょう)の構造について、橋脚沈下に伴う橋脚上部のかさ上げを限定的とし、連続した上部構造全体で断層変位を吸収する方式を採用することとした。

こうした工法で復旧工事を進めることで、27年末までの工事完了を目指す。

芝村社長は同日の記者会見で、「今後も本格的な復旧に全力で取り組むとともに、高速道路事業を通じて社会の持続的発展に貢献していく」と語った。

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