トヨタ自動車の子会社で先進技術開発などを担うウーブン・バイ・トヨタ(WbT)は6月1日、豊田大輔シニア・バイス・プレジデント(SVP)が8月1日付でトヨタに帰任すると発表した。後任は追って発表する。トヨタによると、豊田氏は「車づくりの現場に近い」部署で主幹(課長クラス)に就くという。
豊田氏は、2016年にトヨタに入社し、電子制御技術部でソフトウエア開発を推進してきた。その後、WbTの前身であるトヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント(TRI-AD)に出向。同社の創業メンバーとして、静岡県裾野市の実証都市「ウーブン・シティ」の開発を主導してきた。
WbTは豊田氏の帰任について「ウーブン・シティが着実に進展したことを踏まえ、これまでの経験を基に、豊田氏が新たな現場に身を置いてまい進していくことを見据えた」とコメントした。
豊田氏は豊田章男会長の長男。レーシングドライバーとしてスーパー耐久シリーズなどに参戦し、GRブランドの最上級スポーツモデル「GR GT」の開発ドライバーも担う。豊田会長は25年6月、オウンドメディアに掲載したインタビューで、大輔氏に引き継いでほしい役割について「マスタードライバーだ」と語っている。


















