トヨタ自動車は、豊田章男会長の思考や知見を学習した人工知能(AI)を開発した。AIに質問すると豊田会長の口調に似た音声で回答する。AIを身近に感じ、AIの「使いこなし」を社内で広げるという目的がある。豊田会長のAIとの会話を通じて、次世代リーダーの育成につなげる狙いもある。
「豊田章男AI」と名付けた。2024年に開発を開始し、10年以上の記者会見や講演などでの発言内容を学習させた。AIの回答精度を高めるために、豊田会長もアドバイスするなど自ら開発に携わった。
4月22日、静岡県裾野市の実証都市「ウーブン・シティ」で報道陣に豊田章男AIを公開した。「モビリティカンパニーとは何か」と質問すると、AIは「クルマだけでなく陸、海、空も含めてどんな人にも移動を届ける、移動をプロデュースする会社になること」と回答した。
日刊自動車新聞社については「個別の媒体をここで点数つけるみたいことはあまりしない」と前置きしつつ、「業界紙の役割は大きいと思う。現場に近い目線でクルマ屋の空気まで届けてくれるかどうか。そこじゃないかな」と回答した。

















