2026年4月の自動車輸出、2カ月連続マイナス 中近東向けが8割減 北米は5.2%増 自工会発表

  • 自動車メーカー
  • 2026年6月1日 05:00

日本自動車工業会(佐藤恒治会長)が5月29日に発表した2026年4月の自動車輸出台数は、前年同月比2.1%減の34万6371台だった。前年実績を下回るのは2カ月連続。中近東向けが情勢の緊迫化を受けて83.6%減の6527台に落ち込んだことが響いた。27.5%の高関税が課せられている米国を含む北米向けは5.2%増加した。

車種別では、乗用車が1.3%減の31万6046台、トラックは7.9%減の2万2369台、バスは15.2%減の7956台だった。

仕向地別では、中近東が減少したほか、大洋州も5.9%減だった。最大輸出先の北米は15万1730台で、うち米国が12万48台を占めた。25年の関税引き上げ以降、各社は現地生産を増やしているが、日本からの輸出が引き続き現地市場を支えている。欧州(同17.7%増の5万7610台)、中米(同30.3%増の1万9347台)、南米(同25.7%増の1万1053台)、アフリカ(同23.6%増の1万573台)はそろって増加した。

同日に発表した25年度の自動車生産台数は前年度比0.1%増の847万7151台と前年並みだった。3月は同8.9%増の78万8528台で、うち乗用車は同9.3%増と、中東情勢の緊迫化後も増加した。

関連記事