日産、2026年3月期決算を上方修正 営業黒字確保の見通し 米国の温室効果ガス規制撤廃などが奏効

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  • 2026年4月28日 05:00

日産自動車は4月27日、2026年3月期通期業績見通しを上方修正し、営業黒字を確保できる見通しとなったと発表した。それまでの600億円の赤字見通しから、500億円の黒字予想に転じる。純損失も5500億円と、1000億円の改善となる。

日産は営業黒字の理由について、米国の温室効果ガス規制の実質撤廃に伴う引当金の取り崩しや、経営再建計画に基づくコスト削減、さらに為替影響も奏功したとしている。内訳などは5月13日の通期決算発表で明らかにする。

自動車事業のフリーキャッシュフローも、コスト削減効果により26年3月期の下期は黒字となる見込み。26年3月末時点のネットキャッシュは1兆円を超える見込みだという。

日産は25年3月期に6708億円の純損失となり、2カ年の経営再建計画を策定。27年3月期通期の自動車事業の営業利益とフリーキャッシュフローの黒字確保を目指している。

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