埼玉・深谷で10代の貸切バス運転士デビュー 高齢化の中、全国でも先駆けに

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  • 2026年4月4日 05:00

全国的にも珍しい10歳代の大型バス運転士が、深谷観光バス(高田勇三代表取締役、埼玉県深谷市)で4月にもハンドルを握る。育成を前提として高校卒業後の10代の若手ドライバーを採用したもの。バス業界では運転士の高齢化が進むが、同社は今後も若手育成を進める考えだ。

デビューするのは秋山響樹(ひびき)さん(19)。同市出身で、2006年10月生まれ。

入社後、大型第2種免許を取得し、同乗研修や実車訓練を経て社内安全基準を満たし、社内でも最年少となる貸切バスの運転士として選任された。既に路線バス・特定送迎バスなどでは単独乗務運転を開始しており、貸切バスの単独乗務を、4月以降に開始する方向で、調整している。

同社によると、10代の大型バス運転士は全国でも少なく、特に貸切バスに乗務するのは、把握している限りでは全国の先駆けとなるという。

秋山さんは「小さいころからバスの運転士が夢だった。高校生になって、学校の送迎バスの運転士さんを見ているうちに、その思いが強くなった。地域の皆さまに安心して乗っていただける運転士になりたい」と話す。

また、同社の高田代表取締役は「今後も、安全を最優先しつつ、若手育成と多様な人材の活躍推進に取り組む」としている。

同社は、同市コミュニティバス「くるりん」で採用されている自動運転バスをはじめ、深谷自動運転コンソーシアムのメンバーとして、埼玉工業大学と連携して自動運転バスの運行を担当している。レベル2(高度な運転支援)の自動運転バスの運行管理も担当できるよう「特定自動運行保安員」の選任を目指して研修を進めていく。

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