日本損害保険協会(損保協、舩曵真一郎会長=三井住友海上火災保険社長)が3月4日発表した「第27回自動車盗難事故実態調査結果」によると、2025年に最も被害があったのはトヨタ自動車のSUV「ランドクルーザー」(盗難件数=825件)だった。損保各社が保険金を支払った事案で、5年連続のワーストワンとなった。
2位のトヨタ「アルファード」(同240件)、3位の同「プリウス」(同204件)と、盗難が多かった車種の上位は3年連続で同じ顔触れだった。損保協では「いずれも中古車が海外でも売買されている車種」と指摘。車両本体だけではなく、部品としての需要が高いことも犯罪者に目を付けられやすい要因と分析している。
また、車両本体の盗難総数は前年比9.9%増の2746件と、3年ぶりに増加し、直近5年では最多だった。1件当たりの支払い保険金も、同5.7%増の297万5000円に上った。
損保協では今回の結果を踏まえ、盗難防止装置の使用や防犯設備が充実した駐車場の利用といった対策をユーザーに呼び掛けている。
調査は損保21社(損保協非会員含む)を対象に、全国で発生した車両盗難や車上狙いで保険金を支払った事案をまとめた。


















