独コンチネンタルは17日、最高経営責任者(CEO)のニコライ・セッツァー氏(54)が31日付で退任し、来年1月1日付でクリスチャン・ケッツ氏(55)が就任すると発表した。「タイヤ専業企業へと再編・変革を進める中で、重要な節目を経た計画通りの経営移行」としている。
同社は自動車部門を「オモビオ」としてスピンオフし、「コンチテック」部門の売却を来年に予定している。
ケッツ氏は1996年以降、コンチネンタルのタイヤ事業で役職を歴任。2019年から執行役のメンバーになり、乗用車用タイヤのリプレースメント事業(EMEA)、商用車用タイヤ事業、乗用車用タイヤのグローバルの買収関連など、タイヤ部門の中核領域を率いてきた。新体制で、タイヤ専業会社への転換を引き続き進める。

















