NTT、2031年に日比谷へ本社移転 次世代情報通信技術「IOWN」を実装

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  • 2025年12月8日

NTTは12月8日、2031年10月に竣工予定の「NTT日比谷タワー」(東京都千代田区)に、本社を移転すると発表した。同社が手掛ける次世代情報通信基盤の技術「IOWN(アイオン)」が実装される。同社は「グループ誕生の思い入れのある土地。グループの技術力とノウハウを結集することで、“新しい価値の提供”や“超・低消費電力化”を実現する」としている。

「NTT日比谷タワー」は、NTTグループが推進する内幸町一丁目街区開発計画の中核となる高層複合ビル。地上48階、地下6階、高さ約230メートル、延床面積約36万1000平方メートルの大規模複合施設で、11~42階がオフィスフロアとなる。大容量・低遅延・低消費電力というIOWNの特徴を生かし、オフィスワーカーを支援する。また、複数路線が利用できる交通至便なエリアであることから、同社は周辺地域との連携を深め、国際的なビジネス・交流拠点の形成を目指す。

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