日野自動車が4日、2026年3月期の連結業績見通しを上方修正すると発表した。売上高は据え置く一方、営業利益は250億円増の650億円、当期純利益は200億円増の400億円とした。小木曽聡社長は「稼ぐ力が着実に出てきている」と述べた。
25年4~9月期連結業績は減収増益となった。売上高は前年同期比12.4%減の7428億円だった。販売実績は同13.9%減の53万5千台となり、そのうち、国内は小型トラックの商品切り替え遅れによって同25.6%減の15万6千台と落ち込んだ。
営業利益は同58.0%増の380億円だった。台数減や円高影響はあったが、サービス収益の増加や経費削減によって利益を押し上げた。


















