連載「博物館に見る　バルト三国自動車史」（下）大村良三

（写真１４）ＧＡＺのトラック「５１」は排気量３４８０ｃｃで最高出力７０ｈｐ。１９５１年製
（写真１４）ＧＡＺのトラック「５１」は排気量３４８０ｃｃで最高出力７０ｈｐ。１９５１年製
（写真１５）軍用トラック「ウラルＺＩＳ」はウラル自動車工場で１９４２年に立ち上がり、モデルチェンジを繰り返しながら１９６５年まで生産された
（写真１５）軍用トラック「ウラルＺＩＳ」はウラル自動車工場で１９４２年に立ち上がり、モデルチェンジを繰り返しながら１９６５年まで生産された
（写真１６）ＰＡＺのバス「６７２Ｍ」は排気量４７５０ｃｃのＶ型８気筒エンジン、最高出力が１２０ｈｐ
（写真１６）ＰＡＺのバス「６７２Ｍ」は排気量４７５０ｃｃのＶ型８気筒エンジン、最高出力が１２０ｈｐ
（写真１７）旧ソ連の指示によりラトビアのリガ自動車工場（ＲＡＦ）で生産された乗用バス「９７６」は排気量３４８０ｃｃ、最高出力７０ｈｐ。１９６１年製
（写真１７）旧ソ連の指示によりラトビアのリガ自動車工場（ＲＡＦ）で生産された乗用バス「９７６」は排気量３４８０ｃｃ、最高出力７０ｈｐ。１９６１年製
（写真１８）ラーダ「ニーヴァ」
（写真１８）ラーダ「ニーヴァ」
（写真１９）ラトビアで生産車されたフォード・ヴェアロゴス「１０」。排気量１１７２ｃｃの４気筒エンジンで最高出力３２ｈｐ、最高時速１００㌔㍍。１９３８年製
（写真１９）ラトビアで生産車されたフォード・ヴェアロゴス「１０」。排気量１１７２ｃｃの４気筒エンジンで最高出力３２ｈｐ、最高時速１００㌔㍍。１９３８年製
（写真２０）ラトビアのＲＡＦ製救急車「Ｍ２」。排気量２９８６ｃｃで最高出力１１５ｈｐ、最高時速１４０㌔㍍。このミニバンは旧ソ連でも生産された。
（写真２０）ラトビアのＲＡＦ製救急車「Ｍ２」。排気量２９８６ｃｃで最高出力１１５ｈｐ、最高時速１４０㌔㍍。このミニバンは旧ソ連でも生産された。
（写真２１）新しい「モスクヴイッチ　モデル３」
（写真２１）新しい「モスクヴイッチ　モデル３」
（写真２２）ポルスキー・フィアット「ＦＳＯ１０４ピックアップ」、１９７５年製
（写真２２）ポルスキー・フィアット「ＦＳＯ１０４ピックアップ」、１９７５年製
（写真２３）ビルニュス市のＢＥＶ
（写真２３）ビルニュス市のＢＥＶ
（写真２４）東風汽車「嵐図」
（写真２４）東風汽車「嵐図」
（写真２５）究極の〝エコバス〟
（写真２５）究極の〝エコバス〟
（写真２６）リガ市内の連結トロリーバス
（写真２６）リガ市内の連結トロリーバス
（写真２７）ブレジネフ書記長が事故を起こしたロールス・ロイス「シルバーシャドー」
（写真２７）ブレジネフ書記長が事故を起こしたロールス・ロイス「シルバーシャドー」
（写真２８）ＲＡＦ「２９０７」、１９７９年製
（写真２８）ＲＡＦ「２９０７」、１９７９年製

　Ⅱ．旧ソ連の自動車（つづき）　③旧ソ連独自の技術開発　初の自国生産車となったフィアットのトラック「F－15」はライセンス生産ではあったが、さすがに軍用トラックは独自に開発していた。デザインはソ連らしい武骨なもの。バスも同様で、いわゆる都市...

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