ANAホールディングス(HD)は、大阪・関西万博(大阪市)の会場で、米国のジョビー・アビエーションが開発した「空飛ぶクルマ」のデモ飛行を実施した。1日から万博が閉幕する13日までの間、会場周辺をデモ飛行して来場者に空飛ぶクルマをアピールする。
デモ飛行したのはジョビーが開発した電動垂直離着陸機(eVTOL)「ジョビーS4」で、定員はパイロットを含めて5人。デモ飛行では垂直離陸して高度120メートルに浮上。周辺の海上などを水平飛行した。
ジョビーとANAHDは2027年度以降、空飛ぶクルマを使った「エアタクシーサービス」の国内展開を目指している。ANAHDはジョビーから100機以上のeVTOLを段階的に調達する予定。
ジョビーはeVTOLを手掛ける米国のスタートアップで、トヨタ自動車も出資している。eVTOLの実用化に向けて業界で先行している。


















