マクセル、サイズ半分に小型化したHUD開発 AR要素取り込み

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  • 2022年6月14日

 マクセルは、AR(拡張現実)要素を取り込み、サイズを約半分に小型化した「ネオヘッドアップディスプレー(HUD)」を開発したと発表した。容積を従来比47%とコンパクトにし、軽自動車やスポーツカーにも搭載しやすくした。

 開発品は、HUDの課題だったサイズを、独自の高度自由曲面光学技術で小型化した。目から虚像までの距離は4.5メートルと短いが、表示画像の位置や大きさを調整することで遠近感を持たせ、高い視認性を確保した。

 また、HUD内部でARの要素を取り込んだ画像を生成し、歩行者などの動きを遅延なく表示する。

 同社は今後、トラックなどの商用車向けHUDも開発するとしている。

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