PSAジャパン、プジョー「SUV 2008」をフルモデルチェンジ ガソリン車とEV設定

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  • 2020年9月17日

 グループPSAジャパン(アンジェロ・シモーネ社長、東京都目黒区)は16日、プジョーの小型SUV「SUV2008」を全面改良し、発売したと発表した。7月に投入した主力小型車「208」に続いて電気自動車(EV)モデル「SUV e―2008」も設定。ガソリン車とEVの両輪で小型車市場でのシェア拡大につなげる。

 新型車は、グループPSAの最新コンパクトプラットフォーム「CMP」を採用。先代モデルより全高を20ミリメートル低い1550ミリメートルに抑え、大半の立体駐車場を利用できるようにした。また荷室容量も拡大し、434リットルを確保。SUVとしての利便性を向上した。

 ガソリンモデルは1.2リットル直列3気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力90キロワット、最大トルク230ニュートンメートル。燃費はJC08モードで19.2キロメートル/リットルを確保した。納車は10月中旬以降に開始する。価格は299万~338万円。

 EVモデルは、50キロワット時のバッテリーを搭載し、最高出力100キロワット、最大トルク260ニュートンメートルを発生。1充電当たりの航続距離はJC08モードで385キロメートルとした。納車開始は11月以降で、価格は429万~468万円(消費税込み)。

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