パナソニック、初の有機ELディスプレー採用した新型カーナビ発売

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  • 2020年9月3日

 パナソニックオートモーティブ社は、10月中旬に発売するカーナビゲーションシステムの新型「ストラーダ」に、有機ELディスプレーを業界で初めて採用した。上位2機種に10型有機ELを用いた。有機ELは、反射光を防ぎ、通常の液晶画面と比べて高画質なのが特徴。新製品でも「黒色をしっかりと表現する」(同社)ことにこだわった。

 有機ELは、バックライトを必要としないため薄型化が図れ、近年ではスマートフォン(スマホ)で採用されるケースも増えている。最上位モデルの参考価格は現行型の2万円高となる21万円(消費税込み)となる「高付加価値製品を求めるユーザーに売り込む」(同)方針だ。(4面に関連)

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