トヨタ、後付け踏み間違い加速抑制装置に新製品 障害物なくても急加速抑制 従来品より値下げ

  • 自動車流通・新車ディーラー, カー用品・補修部品
  • 2020年7月2日

 トヨタ自動車は1日、後付け装置「踏み間違い加速抑制システムⅡ」を発売した。

 2018年12月に発売し、12車種に対応する従来の後付け装置は、前後に障害物があったり、後退する際にアクセルを強く踏み込むと作動する。新製品はこうした機能に加え、低速走行(時速約30キロメートル以下)時に障害物がなくてもアクセルを急に踏み込んだ場合、運転挙動などから踏み間違いを検知し、加速を抑える。価格(消費税込み)は3万8500円(取り付け費など含まず)と従来品より1万7600円安くした。「サポカー補助金」の対象となる。

 新製品はまず、「プリウス」(15年12月~20年6月の生産車でインテリジェントクリアランスソナー非装着車)に対応し、来年1月までに「SAI」「クラウン」「マークX」に対応車種を広げていく。 

関連記事