アステモ(井上勝史社長CEO、東京都千代田区)の子会社で、2026年熊本地震で被災したアステモ宇城(田本高弘社長、熊本県宇城市)が、8月7日に一部の生産ラインで稼働を再開した。全面的な復旧のめどは立っていない。
アステモ宇城は地震で従業員数人が負傷、建物や生産設備の一部が損傷するなど、大きな被害を受けた。現在は施設や設備の安全確認や復旧作業を進めている。電気や水道などのインフラも復旧してきているため、生産設備の点検や調整を完了した一部の生産ラインで稼働を再開した。
今後も生産設備の点検・調整や復旧作業を進めていくものの、現段階で全面復旧の時期は未定。
アステモ宇城はアステモに経営統合した旧・ショーワの子会社で、四輪車・二輪車用ショックアブソーバーのボトムピースやパワーステアリングのローターなどの焼結部品を製造している。アステモ宇城の工場が被災して稼働停止した影響などから、主要納入先であるホンダは、四輪車を製造する埼玉製作所、鈴鹿製作所の稼働を、夏季休暇を挟んで8月19日まで停止することを決めている。


















