スバル、店頭試乗用アプリを開発 ドライブ支援「スバロード」の音声認識技術活用 試乗の量・質の向上へ

  • 自動車メーカー
  • 2026年7月9日 11:00

スバルは7月9日、販売店での試乗を支援する専用アプリを開発したと発表した。位置情報を使い、車種ごとの訴求点や開発者の思いなどを試乗コースに沿って音声で伝える。既存のユーザー向けアプリ「スバロード」の技術を使って新たに開発した。今夏、一部店舗で試験的に実施し、2026年度中のサービス開始を目指す。

位置情報と音声AR(拡張現実)を組み合わせ、ある地点を通過した際の前後左右の見通しの良さや操舵性、ハイブリッド車(HV)の滑らかな動力性能といった特徴を音声で案内する。営業スタッフが同乗しなくても、商品の特徴や開発の背景などを、分かりやすく説明する。

スバル車ユーザーが点検入庫する際の空き時間などに、試乗をより気軽に楽しんでもらう。従来は事前予約が前提で、営業を受けることへの「心理的ハードル」も高かったと同社は分析している。新型車と顧客との接点を増やしつつ、「質」を担保した試乗になることを目指した。

同社は走行地点にまつわる景観や歴史、お薦めの音楽などを音声で伝えるドライブ支援アプリ、スバロードをユーザーに提供している。試乗支援アプリはこの技術を生かして開発した。試験段階では専用端末を用意するが、全国展開時の運用方法は別途、検討する。「訴求ポイント」の設定などは各店舗で実施する想定だという。

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