ダイハツ工業は7月1日、ダイハツ九州(大分県中津市)の大分第1工場(同)で生産する軽商用電気自動車(EV)の生産ラインを報道関係者に公開した。電池の組み付けを特装車ラインで行うなど、専用投資をせずにEVを生産できる体制にした。
ダイハツは2月に軽商用EV「eハイゼットカーゴ/eアトレー」を発売した。トヨタ自動車、スズキとの共同開発車で、生産はダイハツが担当している。月販目標は300台。
現在、電池の組み付けは1台のリフターで対応している。今後、生産能力を増強する際には、電池を組み付けるリフターを増設して対応する。2台になれば月間1000台を生産できるという。
ダイハツ九州の大分第1工場は2004年に稼働した。現在は「ハイゼットカーゴ/アトレー」「ハイゼットトラック」「ムーヴキャンバス」などの軽商用・乗用車、特装車、軽商用EVを生産している。
ダイハツの井上雅宏社長は「『暮らしを豊かにする』というダイハツの理念を体現し、それを生み出す源泉となるのが九州工場。地域の部品、物流会社、関係者とサプライチェーン(供給網)を築き、雇用を創出して貢献し続けていきたい」と語った。また今後の電動車の投入については「需要を見ながら、ハイブリッド車(HV)、電気自動車(EV)をしかるべきタイミングでニーズに合わせて入れていきたい」と話した。


















