オートバックスセブングループのバックスeモビリティ(三田真之社長、東京都練馬区)は4月18日、全国で5店舗目となる比亜迪(BYD)の正規ディーラー「BYD AUTO 京都四条」(京都市右京区)をオープンする。
オートバックスセブン傘下で中古の電気自動車(EV)や輸入車を扱うバックスeモビリティが運営する。同社は関東エリアでBYD正規ディーラーを4店舗展開しており、近畿で初のBYD正規販売拠点を置く。オートバックスセブンが運営する、カー用品や新車・中古車、アパレルなどを取り扱う「アピットオートバックス京都四条」に併設する。
新店舗のショールームは来店しやすさを重視した「ウォークイン型」を採用。従来のディーラーに見られる敷居の高さを取り払い、気軽に立ち寄りEVを体感できる場とする。アピットオートバックスに併設することで、車両販売にとどまらない総合的なカーライフも支援する。
店舗は専任スタッフ5人(営業3人、整備2人)体制で運営し、整備ピットも備える。小型EV「ドルフィン」やSUVタイプのEV「シーライオン7」のほか、プラグインハイブリッド車(PHV)の「シーライオン6」などの展示車3台を置くほか、試乗車も7台そろえる。
BYDは、EV市場の拡大を見据えて、2026年夏に軽EV「ラッコ」の発売を予定するなど、国内市場で攻勢をかける。京滋地区でのBYDの販売店舗網をめぐっては、2025年1月に中古車販売のリバティ(蓮尾耕司社長、京都市伏見区)が滋賀県草津市内に「BYD AUTO 滋賀」を開業。26年内にも同県内で新たな出店を計画している。今回の新店オープンは、京滋地区におけるEVの販売動向にも影響を与えそうだ。
開店を控えて、国内でBYD車を販売するBYDオートジャパン(横浜市神奈川区)の東福寺厚樹社長も来店。「京都は、景観条例や高い環境意識に根差した『まちづくり』の歴史がある。狭い路地が多い都市構造は、今夏発売する軽EV『ラッコ』と相性が良い」と強調。「ラッコはBYDが日本市場向けにゼロから企画・デザイン・設計・開発した初の専用モデル。必ず成功させたい」と述べた。
BYDオートジャパンはラッコに続いて、26年秋にPHVの「アット2」、冬に「シール6」を発売する予定。現在、開業準備室を含め70拠点を展開しており、26年夏には80拠点へ拡大する計画だ。26年末にも、25年末の目標だった100店舗達成へ再チャレンジするとしている。


















