日本板硝子は3月23日、経営再建に向けて株式非公開化を検討していると公表した。3月24日の取締役会で決議する、としている。投資ファンドや銀行団などから3000億円の支援を受け入れる見通し。
非上場化を検討しているという同日の一部報道に対して「概ね事実」と同社が認めた。
同社は2006年、約2割を出資していた英ピルキントン社を総額約6000億円で買収。主力の自動車ガラス事業で欧州市場を手中に収め、グローバルでシナジーを創出する青写真を描いた。
しかし、リーマンショックや欧州市況の伸び悩みなどで、買収時に想定した連結売上高8000億円を下回る時期が続いた。08年度以降、10度の最終赤字を計上。25年4~12月期(25年12月末)時点で利益剰余金(過去からの利益の積み上げ額)に628億円の欠損が発生していた。自己資本比率は11.6%だった。


















