三菱ふそうトラック・バスは3月11日、国内市場向けの小型電気トラック(EVトラック)を日野自動車にOEM(相手先ブランドによる生産)供給すると発表した。2026年度中に川崎製作所(川崎市中原区)で生産を始める。両社は4月に経営統合を控えているが、今回の供給決定とは無関係だという。
日野は商品ラインアップの拡充を目的とし、三菱ふそうは生産台数の拡大により収益性向上を狙う。三菱ふそうの「eキャンター」をベースに、車両総重量(GVW)3.5トン以上の車両を国内市場向けに供給する。日野は小型EVトラック「デュトロZEV」を2022年に発売しているが、同モデルは普通免許でも運転可能なGVW3.5トン未満の車両であり、差別化が図れるとする。
また、中型トラックでは2月、日野が三菱ふそうへの供給に向けて車両開発に着手したことを発表している。今回の小型EVの供給とは別プロジェクトであり、関連性はないと説明している。
両社の統合会社アーチオンでは、大型、中型、小型のそれぞれでプラットフォームを統合し、収益性を高める計画を掲げている。



















