ニデックは2月26日、創業者の永守重信氏(81)が同日付で名誉会長職を辞任したと発表した。永守氏はニデックの不適切な会計処理が発覚したことを受けて、2025年12月に代表権を返上。取締役も辞任して非常勤の名誉会長に就いていた。ニデックの疑義を巡っては、2月末までに第三者委員会による報告が発表される見込み。永守氏はこれを前に完全引退を表明した形だ。
永守氏は同日、「ニデックを再び輝く企業集団へと再生させるために自らができることは何でもするとの強い覚悟から名誉会長の職をも辞し、名実ともにニデックから完全に身を引くことを決断した」とコメント。不正会計問題については「慙愧(ざんき)の至り」とした。一方、「人材育成という『もう一つの私の夢』に本格的に挑戦していきたい」と、自身が理事長を務める大学の運営など教育事業への関与の継続も示唆した。
永守氏は名誉会長職を辞任したが、個人でニデック株を8.61%保有しているほか、資産管理会社も大株主に名を連ねている。
(2026/2/26更新)
















