西日本最大級のモーターイベント「ジャパンモビリティショー関西2025/第13回大阪モーターショー」(主催:大阪モーターショー実行委員会)が12月5日、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開幕した。雲間から日が差す寒空の下、午前9時の開場を待ちわびて列を作っていた来場者が、続々と入場した。会期は7日までの3日間で、延べ28万人の来場を見込む。
今回のテーマは「いいね!モビリティ」。国産車と輸入車、二輪車を合わせた33ブランドが出展し、独創的な新モデルやコンセプトカーを紹介するとともに、次世代モビリティを訴求するコンテンツもそろえるなど、幅広い世代にクルマの魅力を発信する。
各ブランドに加えて、自販連大阪会員ディーラー6社も出展。自社で取り扱うブランド車の展示や、ファミリーを対象としたイベントなどを開催する。「大阪地区オールトヨタ」では、親子で楽しめる体験コーナーを用意するほか、最新の各種モビリティも展示。関西マツダは、無給油での走行距離を競う2時間半の耐久レース「マツダファン・エンデュランス(マツ耐)」に参戦したロードスターを披露する。
特別企画では、約90台が集う大阪モーターショーならではの「カスタマイズカーワールド/キャンピングカーワールド」や、トヨタ自動車とホンダが製作した次世代モビリティ「トヨタミライドン」「ホンダコライドン」を展示。「日刊自動車新聞用品大賞受賞社コーナー」では、24年と25年に受賞した計12社が商品を展示する。加えて次世代モビリティ試乗会など、モビリティの世界を満喫できる構成としている。
開幕に先立ち、開会式で久保尚平実行委員長(日本自動車販売協会連合会大阪府支部長)は、「未来のモビリティ社会を切り拓く革新的な技術とアイデアが一堂に会して、大阪・関西から日本のモビリティ産業のさらなる発展を促し、新たな交流と価値創造の場となることを期待している」と宣言した。
同イベントは、自販連大阪府支部と、日本自動車輸入組合、日刊自動車新聞社、テレビ大阪で構成する「大阪モーターショー実行委員会」が主催する。

















