奈良トヨタ(菊池攻社長)グループは、田原本本社(田原本町)でレストアプロジェクトとして進めてきた「スープラ」(1991年式)と、長野オリンピック記念車「ハイエースレジアス」(97年式)の完成セレモニーを開催した。スープラの元オーナーである経済安全保障担当大臣の高市早苗衆議院議員も招いた。メモリアルパレードでは高市議員が当時の姿を取り戻した元愛車のエンジンを始動し、自らハンドルを握った。
セレモニーは同グループの創立80周年記念行事として10月29日に行った。レストアの様子をまとめた映像を上映した後、レストアチームを見守り激励してきた菊池社長が「エンジニアたちは、心を込めて時間をかけて取り組んだ」と活動を振り返った。
高市議員は「愛したスープラをエンジニアの皆さまが苦労してレストアしてくださった。動く、走る、ピカピカのスープラを楽しみにしていた」と祝辞を述べた。
両車両のレストアチームリーダーを務めた越田実さんは、完成報告で「レストア作業を行う度に求めるレベルが高くなっていった。満足できる最高の出来をご覧いただきたい」と語った。
除幕式では、今回のレストア車2台と「カローラ」(2016年式)50周年記念車も披露。パレードは92年式のスープラを加えた4台で行った。高市議員は復活した元愛車に乗り込み、菊池社長を助手席に乗せ、中継地点の道の駅まで運転した。
ゴールとなる同グループの自動車博物館「まほろばミュージアム」で、菊池社長は「(91年式のスープラは)エンジン音が直に体に伝わり、クルマとの一体感を味わえた。高市大臣も最後まで名残惜しそうで愛情にあふれていた」とパレードを振り返り、「レストアはエンジニアの本来の仕事。技術の伝承という意味でも、レストアプロジェクトを大切に継続していく」と話した。
(奈良)


















