ジュノに装着した家具モジュール
トヨタ自動車は5日、「シエンタ」を一部改良するとともに、コンプリートカー「JUNO(ジュノ)」を設定して発売した。一部改良では「電動パーキングブレーキ・ブレーキホールド機能」や「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」などを全グレードに標準装備とした。価格は207万7900円から。
新たに設定したジュノは、「Z」グレードをベースに、後席と荷室に家具モジュールを搭載することで、自由な空間をつくり出せる。トヨタカスタマイジング&ディベロップメント(西脇憲三社長、横浜市港北区)の商品ブランド「モデリスタ」と共同開発した。
後席とフロア、荷室のカーペットを取り外した上で、専用のサイドトリムとフロアを装着。これにクッションモジュールやサイドテーブルなど5つの家具モジュールを組み合わせる。家具モジュールは用途に合わせて4種のパッケージオプションを用意したほか、単品でも購入できる。
ジュノは後部を架装して2人乗り仕様となるため、4ナンバー(小型貨物車)登録となる。価格は365万4200円(消費税込み)からで、これに家具モジュールの価格が加わる。