日本ゼオンは、低燃費タイヤなど向けSSBR(溶液重合スチレンブタジエンゴム)の高性能グレード用生産設備をシンガポール工場に導入したと発表した。試作期間を経て、2026年に市場供給を始める。シンガポール現地法人では13年にSSBR生産を始めた。新たに高性能グレード材料も供給可能とし、タイヤのウエットグリップ性能や転がり抵抗改善、耐摩耗性向上など、低…