ダイハツ工業は4月24日、販売会社が使用するメールシステムが不正アクセスを受けたことについて、従業員のメールアドレスなどが漏えいしていないことを確認したと発表した。

ダイハツはインターネットイニシアティブ(IIJ、谷脇康彦社長、東京都千代田区)が運用する法人向けのメールセキュリティーサービスを、愛知ダイハツを除く57社の販売会社に提供している。18日には同サービスの不正アクセスを受け、対象販社の従業員メールアドレスが外部に流出した可能性があるとしていた。

IIJは10日、同サービスを契約している法人情報の一部が漏えいした可能性があることを確認。2024年8月3日以降に不正アクセスを受け、提供しているサービス上で不正プログラムが実行したとし、最大で6493契約、メールアカウント数407万2650件の情報が漏れた可能性があるとしていた。