芝浦電子は4月22日、同社への株式公開買い付け(TOB)をめぐり、ミネベアミツミから買付条件変更の検討をしている旨の連絡を受けた、と発表した。
芝浦電子に対する同意なきTOBを発表している台湾電子部品大手の国巨(ヤゲオ)は17日、買い付け価格を4300円から5400円に引き上げると表明。ホワイトナイトに目されるミネベアミツミのTOB価格4500円を上回っており、ミネベアミツミが対抗する可能性が高い。
ミネベアミツミも同日、芝浦電子から条件の変更の意向確認を踏まえて「検討を進めている。重要な進ちょくがあった場合は、速やかに開示する」と発表した。