アヴェストに乗る中野代表CEO

 小型モビリティを手掛けるライフハブ(中野裕士代表CEO、東京都港区)は、階段や段差を昇り降りできる電動車いす「アヴェスト」を開発したと発表した。介助を受けずに単独で階段を昇降できる電動車いすは世界的にも珍しいという。同社は2026年前半にも、特別仕様車を50台限定で販売する計画。通常仕様は27年の発売予定だ。価格は150万円(非課税)。

 ライフハブは、車両制御システムの研究・開発などに従事した中野代表CEOが21年に創業した。