トヨタ自動車は24日、SUV「ランドクルーザー300」を一部改良したと発表した。衝突被害軽減ブレーキの機能強化などの法規対応を行ったが、納車待ちの車両を優先的に生産するため、引き続き新規受注は停止する。同社は「最大限生産の上、少しでも早くお届けできるよう尽力する」としている。
法規対応のほか、メーターを「インフォメーションディスプレイ内蔵TFTカラーメーター」に変更。トヨタ車として初めて、アプリ操作で車両が稼働できないようにする「マイカー始動ロック」などの盗難防止機能も拡充した。
価格は「ZX」グレードの排気量3.5㍑のガソリンエンジン車(7人乗り)で、従来比13万6千円高の743万6千円(消費税込み)。