いすゞ自動車は3月20日、藤沢工場(神奈川県藤沢市)の従業員食堂でノロウイルスによる食中毒が発生したと発表した。稼働への影響は出ていないという。
藤沢市によると、11日に食堂で食事をした従業員など263人に下痢や嘔吐、発熱などの症状があったという。13日にいすゞ従業員から連絡を受けた保健所が調査し、食中毒と断定した。
食堂の運営を受託しているエームサービス(小谷周社長、東京都港区)は、19日付で藤沢保健所から営業禁止処分を受けた。同工場の食堂の営業は14日から自粛している。
いすゞによると、同工場と各機能の稼働状況への影響はないという。症状があった従業員はいずれも快方に向かっているという。