電気自動車(EV)向け充電器サービスを手掛ける日本充電インフラ(橘秀徳社長、川崎市川崎区)は、全国200カ所の道の駅に設置した急速充電器を更新すると発表した。2024年度中に70カ所を入れ替え、25年度に残りの130カ所に着手する。新たな充電器は、会員登録が不要でQRコード決済などが使えるモデルに変えることで利用者の利便性向上を図る。

 JFEエンジニアリング(福田一美社長、東京都千代田区)の子会社が開発した出力50㌔㍗の急速充電器を導入する。日本充電インフラは全国256カ所の道の駅に急速充電器を設置済み。今回、そのうちの約8割に当たる充電器が更新時期となっていたことから、更新を決めた。