デジタルキャビン関連製品で攻勢をかける

アルプスアルパインの業績に復調の兆しが見えてきた。計器の日本精機、スイッチの東海理化とそれぞれ組んで開発した新製品の受注が相次ぎ決まった。同社は2025年度から新たな中期経営計画を始める。最終27年度までに営業利益745億円超を目指す計画へ向け、まずは好スタートを切った格好だ。同社は電子部品のアルプス電気と車載機器のアルパインが経営統合し、19年…