商用車の新興メーカー、ZO MOTORS(ゾウモーターズ、花田晋作社長CEO、東京都中央区)は、日本自動車車体補修協会(JARWA、吉野一代表理事)に加盟したと発表した。JARWAなどが構築を進めている提携整備工場ネットワークに整備研修を実施し、アフターサービスの提供地域を全国規模に広げる。同社は2023年7月に設立。カンボジアにノックダウン(KD)工場を持ち、複数のメーカーと連携し、商用の電気自動車(EV)や新エネルギー車の開発や販売を手掛けている。

 一方、JARWAではEV関連企業が参加するワーキンググループ(WG)に同社を迎え入れ、新エネルギー車に最適なメンテナンスプロセスの確立に向けた調査研究を実施する考え。同WGでは将来的に、ロードサービスやV2H(ビークル・トゥ・ホーム)連携、使用済みの車載電池の再利用などに関し、再現性や汎用性があるソリューションの創出を目指す考えだ。