米ゼネラル・モーターズ(GM)は25日、2026年シーズンからFIAフォーミュラワン(F1)世界選手権に参戦すると発表した。車体とパワートレインを開発するフルワークスとしてキャデラックブランドで参戦する。最初の2年間はフェラーリのエンジンを使用し、28年以降に自社開発のエンジンを投入したい考え。米国でもネット配信の影響で人気が高まるF1に参戦し、キャデラックのブランド力を高める。
F1に新たなチームが参戦するのは「ハース」が参戦した2016年以来、10年ぶり。GMの参戦で26年以降は11チーム22台となる。
F1は26年から電力利用の拡大やカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)燃料を義務付ける新規制が適用される。GMのほか、ホンダやアウディもパワーユニット供給を通じ参戦する。