組み合わせ数が1200種類にものぼる「マツダ3」のシート

原価低減で2027年3月までに1千億円分を積み上げる方針を打ち出したマツダ。さまざまな工夫の中で、重要施策の一つに位置づけるのが、取引先の知恵も生かし、原価企画と車両の性能・機能を両立させる「共創活動」だ。ただ、こうした考え方は目新しいものではなく、ある種の理想論でもある。「買い方改革」(向井武司専務執行役員)の実効性やいかに。マツダが新たな調達…