リサイクル前の負極材(左)とリサイクル後の回収した集電箔と活物質(右)

東芝は、リチウムイオン電池の酸化物負極を低コスト、低い環境負荷でリサイクルできる「ダイレクトリサイクル手法」を開発したと発表した。電動車のライフサイクル全体で環境対応が求められる欧州電池規則などに向けたニーズに対応する。まずは工場から出る電極の廃材を使ってリサイクル手法を確立するとともに、リサイクル材の再生や負極セルを回収する循環スキームの構築も…