EVモーターズ・ジャパン(EMJ、佐藤裕之社長、北九州市若松区)は17日、「マイクロバス」サイズの電気自動車(EV)を発表した。送迎用などの需要を見込む。同社としては初めてバイ・ワイヤ技術を採用し、将来的には自動運転にも対応可能とした。
全長5990㍉㍍で定員11人のモデルと、全長6990㍉㍍で同24人のモデルを設定した。低床タイプ(定員20人)も用意する。容量118㌔㍗時の駆動用電池を搭載。11人乗りモデルで航続距離は260㌔㍍(参考値)を見込む。
中国で製造し、仕上げを日本で行う。車両価格は3千万円程度を想定。EMJによると、一般的なディーゼルエンジンのマイクロバスと比べて約4~5倍の価格だという。早ければ2025年2月頃に納車を始める。