チタン酸バリウムの分散体

素材メーカーの戸田工業は、電気自動車(EV)など次世代車向けの需要増を見越し、誘電体材料の事業領域を拡大する。積層セラミックコンデンサー(MLCC)などに用いられるチタン酸バリウムの分散体の製造を新たに始める。大竹事業所(広島県大竹市)に製造設備を導入し、早ければ2025年にも生産を始める。従来は粉体の製造にとどまっていた。後工程の分散体まで担う…