独ロバート・ボッシュは、路面電車の支援システム「レールフォワードアシスト」を開発した。公共交通として路面電車が見直される中、車両などとの接触事故を減らし、後付けを含め、定時性を高めるサービスとして売り込む。
カメラやレーダー、LiDAR(ライダー、レーザースキャナー)などでシステムを構成。標識と信号の両方を検出するほか、人や車両が路面電車の周囲を横断する際の危険を検知して警告する。ホームと反対方向のドアが開くことを防ぐ機能もある。電車運転手の視線や表情、姿勢をモニタリングし、疲労や注意散漫の兆候を検知して警告する機能も持つ。