2023年12月に大規模な認証不正が発覚したダイハツ工業。直後にすべての国内工場の操業を見合わせ、23年度は31年ぶりの営業赤字(単体)を強いられた。24年7月に生産を全面再開したが、国内で投入予定だった新型車は一部で延期や中止に追い込まれた。不正の余波は続くが、新経営陣は企業改革を貫く覚悟だ。23年度の世界生産は前年度比16.8%減の144万4…